今使っている掃除機の『使い勝手の悪さ』から導き出される『掃除機選びのポイント』を解説します。
我が家の掃除機は2~3年前に購入した『シャープのサイクロン掃除機《EC-VX210》』です。両親が大手家電量販店へ買いに行きました。
当時の僕は掃除機を買いに行くと聞いて「ダイソン買えばぁ。」とダイソンの掃除機が話題になっていたからこう言いました。そして我が家に来たのが『シャープのサイクロン掃除機《EC-VX210》』です。上の画像です。
目次だよ
【掃除機選びのポイントその1】やっぱり吸引力が変わらない方がイイ!《吸引力》
ダイソンの掃除機は『吸引力が変わらない』というのが売りです。独自のサイクロン方式によりこれを実現しています。
ただこの技術はダイソンの特許なので、いわいる国産のサイクロン掃除機のサイクロン方式はダイソンとは似て非なるものです。
国産のサイクロン掃除機も確かに吸引力は持続しますがダストカップの筒状フィルターにホコリが詰まり吸引力は低下します。これは遠心分離構造がダイソンと比べると不十分だからです。下の画像がシャープのダストカップ内にある筒状フィルターに詰まったホコリです。
このようなメッシュ状のフィルターにホコリが詰まってしまうので、吸引力が低下します。我が家のホコリが多いだけだとは思いますが、このメッシュ状のフィルターがすぐ詰まってしまいます。そしてこれが次のポイントその2につながります。
【掃除機選びのポイントその2】なるべく掃除機本体の掃除の手間がない方がイイ!《煩わしさ》
上記のように、ダストカップ内の筒状フィルターはホコリが詰まり吸引力を低下させるので、こまめに掃除をしなければなりません。
そしてこの手間がかなり煩わしいです。取りづらいしホコリが舞うしで、これなら紙パック式のほうが楽だとさえ思えます。もちろん僕自身が面倒くさがり屋なのは自覚しています。
このようにそ~っとハサミを使うとキレイに取れるのがせめてもの救いです。あまのじゃくですが、キレイに取れるのは気持ちいいです。ただ、付属のブラシが頂けません。下の画像。
こんなので細かいホコリを取ろうものなら空気中に舞ってしまし、「せっかく掃除したのに!」とつぶやきます。シャープはまず「掃除はブラシでしょ♪」という固定概念からぶっ壊すべきですね。笑
【掃除機選びのポイントその3】犬のようにぴったりとくっ付いてきて欲しい!《追随性能》
意外と盲点なのがこの『追随性』ではないでしょうか?
小回りが利いたり、軽い力で動くといった本体の移動性能が低いとデーブルの足に引っかかったりなど、ありとあらゆる場面でちょっとイラッとします。日々そう感じている人も多いかと思います。
僕自身はかなりこの部分でイラッとしており、正直シャープに対して「本体の移動性能を疎かにしている!」と憤っています。本体設計から見直して欲しいです。
ダイソンの掃除機はスムーズに動くらしいです。ダイソン公式サイトの動画を見る限り、本体の移動性能は良さそうに見えます。
まとめ
最後の方はクレームまがいに不満を述べてしまいましたが、これらの使い勝手の悪さから導き出される『掃除機選びのポイント』は以下の3つだと感じます。
- 変わらない吸引力
- 極力少ない手入れの手間
- 思い通りに動く移動性能が生む追随性
自分に何が必要かを十分に長考し、価格との兼ね合いで妥協する部分、あるいは「これだけは!」という優先順位を明確にした上で掃除機を選びましょう。
※すごく偉そうに講釈たれたり、シャープをディスってしまいましたが、悪意はありません。ただいいモノが欲しいだけ。